2013年 01月 28日
ピーチアビエーションを体験 |
仕事上のお付き合いでも沢山の方と接していますが、短い期間でも凄く記憶に残る方がときおり現れます。そういう方は、名前と顔も一致していますし、忘れることはありません。たいていの仕事では、当方は単なる外注業者の一人に過ぎませんので、相手の方はご記憶が無いとは思いますけれど、まっとうなお客様の記憶というのは消えにくいものです。ピーチアビエーションの創業を委ねられた今の代表の方もそのお一人でしょうか。
この間の大雪で欠航した鹿児島~羽田便をキャンセルしてその代替として関空経由で東京に帰ることをすぐに決めたのは、実はそんなことが背景にありました。前から乗りたかったんですね。ピーチは関空がハブなので羽田に乗り入れていません。なので、なかなか搭乗する機会がありませんでしたが、良い機会でした。
もう20年ほど前になりますけれど、某航空会社の仕事をお手伝いしたときのお客様側チームのお一人でした。その方は当時30台前半、転職されて数年ですかねぇ。当方の関わる業務はその方にとっては片手間の事でしたが、別な件でのやり取りなどかいま見ることがあって、そのやり取りなどが強く印象に残っております。数年前、ピーチアビエーションの代表になられたことを報道で知ったとき、まったく違和感などもなく、むしろ当然のような気がしたのではありました。そんなこんなで好印象の方が始めた会社はごく微力でも無条件に応援したくなります(笑)
ということで、ご縁のある方の仕事ぷり拝見的に、鹿児島~関空便の予約から、搭乗手続き、機内、関空の専用施設、じっくり眺めさせて頂きました。工夫満載ですね、絞り出している感じ、凄いです。これが顧客のニーズに合わせると言うより新しいニーズを発掘するLCCのビジネスモデルなんでしょうね。これまでに無かった顧客層を曳きづり出すために、単純なコストカットではなく提供するサービスに対するコストのシビアな切り分けで対応しているのだと実感させて頂きました。
例えば、WEBで受け付けた予約は、画面に表示したバーコードかメールに添付するバーコードを使って空港の受付カウンターでセルフスキャンが基本ですし、空港の地上職職員はおそらく1空港数名。搭乗受付窓口の作業が終わると同じ人が搭乗口で作業していました。顔を見なかったのは、管理職風の方のみです。搭乗受付はバーコードを印刷して持ってきて、という情弱(情報弱者)切り捨ての無茶振りですが、スマホやタブレットの画面キャプチャでも読み取るようですね。ちなみに、HTMLメールで予約確認メールが届くので、セキュリティ上の都合でHTMLメールをブロックしているとバーコードの画像はどこかへ逝っちゃいます。ちょいと心配だったので、予約画面をPDFでキャプチャしておいて正解でした。当方心配だったので泊まったホテルで印刷してもらいましたが、タブレットにも念のためメールで転送しておいたのではありました。
到着した関空は、LCCのビルの近所に機体を近づけて、手押しタラップで地上へ降り、徒歩でLCCのビルへ移動。このところ受注額圧縮や収益性悪化の逆風に押され続けている事もあって、風雨で雨が吹き込む空調無しの仮設風通路からLCC用空港ビルに入り、連絡バスにゆられながら、痛いほど我が身の甘さを反省したのではあります。
ただ、まぁ、あまり大きな声では言えませんが、関空の駅からJRの特急に乗り空港をはなれたころには、心の中で猿でも出来る反省ポーズ化していたのが誰かの最大の問題なのでした。。。でも、まぁ、良い勉強させて頂きました。
秋葉@ゑこう
by akiba-echo
| 2013-01-28 02:24
| 独り言
|
Comments(2)
ふうむなるほど、ぜひ乗ってみたいです!でも飛行機降りてから・・・は北国の冬だと思うと避けたいですね(笑)エア・ドゥなんかも工夫が見られてとても好印象だったので、ピーチ興味アリアリです♪ANAも受付から搭乗まで同じ人でした、地方空港だからかも(笑)ほんと人がいなくなりましたね~☆彡
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akiba-echo at 2013-01-28 12:09
こんにちは>こりすさん
座席も窮屈ですが、乗せられるだけ乗せちゃうと言うあたりも潔いかも知れません。鹿児島から関空まで、予約変更もできそうなチケットが、いつだって1万円で十分おつりが来て、間合いが良いと数千円なんていうのは、余程のことをしないと追いつきませんよね。
座席も窮屈ですが、乗せられるだけ乗せちゃうと言うあたりも潔いかも知れません。鹿児島から関空まで、予約変更もできそうなチケットが、いつだって1万円で十分おつりが来て、間合いが良いと数千円なんていうのは、余程のことをしないと追いつきませんよね。