2022年 01月 01日
2022新年 |
新年明けましておめでとうございます。
昨年(2021年)はあまりブログ記事もアップしませんでした。頭の中を整理してメモしておきたい刺激的なことが少なくなっているのか、少し歳をとって億劫になっているとかそんなところです。
生活は昨年大きく変わりました。5月末に会社を退職して、締め切りや責任負担がなくなり随分身軽になりました。そんなこんなで以前から一度は自分のヨットで旅をして見たいと思っておりましたので、ちょっと頑張ってヨットを手に入れたのが一昨年末。
購入したヨットは富山県新湊に係留されていましたので東京からはちょっと遠い。艇の管理と太平洋側に移動する準備のために月に数回、深夜発深夜帰宅の自走日帰りで5月まで通いました。
退職の翌月に富山から、住処になるべく近くて係留費のリーズナブルな銚子へ回航。16日かけて、日本海沿岸、瀬戸内海、太平洋沿岸を航海し銚子までヨットの係留場所を引っ越しました。当初は距離の近い本州時計回りの予定でしたが、逃げ込む港も少ないので反時計回りに変更。航海の距離も随分長くなり約1000海里(1800km)くらいになりました。小さなヨットにはそこそこな距離の船旅でしたが念願がかなったということでしょうか。もっともこの船旅は自力ではなくプロ数人に手伝ってもらって実現したもので、到底自力とは言えない。そこは一寸物足りません。
ということで、銚子へ回航してから、自力(一人)で航海できるように、船の整備と帆走練習をぼちぼち続けたのが昨年後半でした。マリーナは住処に近いとはいえ片道140km。7月から月に3回以上は通ったでしょうか。日付の変わる時刻辺りに家を出て明け方前に艇内で仮眠、2日マリーナに居て翌々日の夕方に帰宅するパターンでしたが、慣れるとなかなか愉しい。8月から10月半ばくらいまでエンジンの故障で係留したまま船内でまったりしていることが多かったのですが、マリーナ泊でまったりしているのも悪くはないです。簡単なキッチンスペースもあるので多少の料理なら出来ます。電気も桟橋のコンセントから引き込んだAC100Vが使えて、小さなヨットには少し贅沢なエアコンもついているので暑くもない。10月には電子レンジも入れたのでレトルト系は楽になりました(笑)
そんなこんなで、半年頑張って、天侯の良いときに、とりあえず一人でマリーナを出て帆走してマリーナに帰るというごく基礎的なところはなんとかこなせるようになってきています。ヨットの整備もそれなり進んで、まだ問題はあるものの近くであれば帆走できるようになりました。また、船舶登録の航行区域も法定の装備を追加して昨年10月末に検査を受け「沿海」に変更しました。富山からの回航時は「臨時の沿海」でしたが、今はいつでも伊豆七島なら三宅島、西に向かえば沖縄くらいまでは好きなときに航行できる航行区域「沿海」になっています。
上の写真は、近くに係留している方が年賀状用の写真欲しい、というので一緒にマリーナから出てその艇の写真を撮影している時に相手の方がこちらを撮影したものです。帆だけで走ってますが、4kt前後(時速7~8km)くらい。
今年は近場の港までクルージングしてみたいと思っておりますが、さて何処まで実現できるでしょうか。ちょっと厄介な事情もあってリフレッシュ期間を短縮しなければならないかもしれないため年始から暗雲がたちこめてますが、とりあえずもうしばらく頑張ろう、かな。
☆ゑ
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by akiba-echo
| 2022-01-01 00:01
| 独り言
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