2009年 01月 29日
ジョン・アップダイクの訃報記事に… |
1月28日の、朝日新聞夕刊の片隅に、米国の小説家で詩人でもあったジョン・アップダイク氏の訃報が掲載されておりました。享年76歳であったそうです。当方が、大学時代に英語の授業を受けた、現在は作家専業らしい三浦清宏氏(先生と言った方がよいかな、当方卒業後芥川賞を受賞された)から、彼の小説「走れうさぎ」を、読め、と言われて(たぶん)読んだのが、まだ二十歳を超えたばかりの自分ではありました。
内容はすっかり忘れてしまいましたが、まだ、その時に手に入れた、宮本陽吉訳の「走れウサギ」が書架に残っています。先ほど、引っぱり出して、追悼かたがた眺めておりました。けっこう新陳代謝している書架ですが、しっかりと残っているのが不思議です。
文学には、うとい自分ではありますが、小島信夫氏(こちらも芥川賞を受賞されていて、一応教えて頂いているので「先生」)の小説のほんの幾冊かと一緒に並んで残っているのは、あまり成果の無かった若い頃への戒めか、記憶の残渣なのかもしれません。
たぶん多くの方には、とくにどうでもない新聞の片隅の訃報ではあるのでしょうが、当方にとっては文字の間に、いろいろと後悔がフラッシュする、ほろ苦い記事ではありました。
アップダイクは若い頃の、なにかを象徴するキーワードの一つかもしれませんね。そんなことを思いながらご冥福を祈るのではあります。
さようなら、アップダイクさん… ボクの記憶の一片が、また一つ遠いものになりましたね…
秋葉@ゑこう
by akiba-echo
| 2009-01-29 00:43
| 世の中の出来事
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