2010年 01月 30日
ジェローム・デイヴィッド・サリンジャー(Jerome David Salinger)の訃報 |
自分自身は決して文学好きではないと思うけれど、アメリカ合衆国の小説家・サリンジャーの名前くらいは知っているのではありました。昨年の今日(だったとおもう)実は、同じ世代、と言っても良いと思う、ジョン・アップダイクの訃報をブログのネタにして、若い頃の無知を後悔したのではありました。
一日くらいの差は無視すると、それからちょうど一年。サリンジャーさんは91歳。アップダイクさんは昨年の1月27日76歳で亡くなられているので、アップダイクさんの方がずっと若くしてお亡くなりになったということですね。
サリンジャーの小説「ライ麦畑…」も書架のどこかにあったと思って探してみたけれど、行方知れず。あれって、まぁ当時はファッションみたいなものだったしなぁ、なんて思ったりもするのではありました。記憶に残っているけれど薄れているのでしょう。でも、若い頃のひとときご縁があったのでしょうから、それなりくご冥福をお祈りするのではありました。
話しは変わりますが、サリンジャーの本を探していて、代わりに、先週探していたヨハン・ホイジンガの「ホモ・ルーデンス」を書架から見つけたので、それはそれでヨシなのではありました(笑)先々週、電車の中釣り広告で、「ホモ・ルーデンス」の書名を見つけ、あれあったよなぁ、なんて探していたのではありました。この本は、「遊び」をあれこれ分析して、そこから精神や社会を考えている本とでもいうのですかね。
その「ホモ・ルーデンス」は、たしかココア色の紙だと記憶していて、それが見つからないので、諦めていたのですが、統計や数量化理論の書籍の間に挟まっていました。背は日焼けして、とうにココア色からオリーブグリーンに変色しておりました。3尺2列の書架ですから大した数もないのに見つからない訳ですね。
でも、少なくとも30年くらい前の記憶なのですが、微かでも頭の中に表紙の色が残っていたのはたいしたものだと、我ながら思うのです。じゃ、中身はというと…さっぱりな自分なのでありました。ロジェ・カイヨワという方に言わせると、「ホモ・ルーデンス」には「奇妙な欠陥がある」のだそうですけれど(笑)それがなにかなんて、すっかり忘れているのではありました。「奇妙な欠陥がある」って、念のためですが、カイヨワの「遊びと人間」という本の冒頭に書いてあります。
そう言えば、ホイジンガは、カイヨワの「遊びと人間」の和訳の中では、「ホイジンハ」となっています。豆知識みたいなものですが、ホイジンガは阿蘭陀の人なので、ネイティブな発音は「ホイジンハ」なのでしょうか。カイヨワの「遊びと人間」の訳は清水幾太郎と霧生和夫の名前があります。清水幾太郎さんは、ドイツ語やフランス語が堪能な社会学者で在ったと聞きます。きっと、そんなこともあって、生まれた国の発音をきちんとカタカナに訳したかったか、カイヨワは仏蘭西人で「遊びと人間」を著しているから原文に近い読み方にしたかったのだろうな、なんて字面を追いかけながら思うのではありました。 それにしても、こんなややこしい本、本当に読んでいたのだろうかと、改め思うのですが、きっと積ん読だけで、ちゃんと読んでいなかったんですね。ちゃんと読める頭が在ればもう少しましな生き方していると…あれ、またいつのまにか反省する自分なのではありました。去年の訃報ネタも、結局、反省と後悔の文章だったしなぁ(笑)
秋葉@ゑこう
一日くらいの差は無視すると、それからちょうど一年。サリンジャーさんは91歳。アップダイクさんは昨年の1月27日76歳で亡くなられているので、アップダイクさんの方がずっと若くしてお亡くなりになったということですね。
サリンジャーの小説「ライ麦畑…」も書架のどこかにあったと思って探してみたけれど、行方知れず。あれって、まぁ当時はファッションみたいなものだったしなぁ、なんて思ったりもするのではありました。記憶に残っているけれど薄れているのでしょう。でも、若い頃のひとときご縁があったのでしょうから、それなりくご冥福をお祈りするのではありました。
話しは変わりますが、サリンジャーの本を探していて、代わりに、先週探していたヨハン・ホイジンガの「ホモ・ルーデンス」を書架から見つけたので、それはそれでヨシなのではありました(笑)先々週、電車の中釣り広告で、「ホモ・ルーデンス」の書名を見つけ、あれあったよなぁ、なんて探していたのではありました。この本は、「遊び」をあれこれ分析して、そこから精神や社会を考えている本とでもいうのですかね。その「ホモ・ルーデンス」は、たしかココア色の紙だと記憶していて、それが見つからないので、諦めていたのですが、統計や数量化理論の書籍の間に挟まっていました。背は日焼けして、とうにココア色からオリーブグリーンに変色しておりました。3尺2列の書架ですから大した数もないのに見つからない訳ですね。
でも、少なくとも30年くらい前の記憶なのですが、微かでも頭の中に表紙の色が残っていたのはたいしたものだと、我ながら思うのです。じゃ、中身はというと…さっぱりな自分なのでありました。ロジェ・カイヨワという方に言わせると、「ホモ・ルーデンス」には「奇妙な欠陥がある」のだそうですけれど(笑)それがなにかなんて、すっかり忘れているのではありました。「奇妙な欠陥がある」って、念のためですが、カイヨワの「遊びと人間」という本の冒頭に書いてあります。
そう言えば、ホイジンガは、カイヨワの「遊びと人間」の和訳の中では、「ホイジンハ」となっています。豆知識みたいなものですが、ホイジンガは阿蘭陀の人なので、ネイティブな発音は「ホイジンハ」なのでしょうか。カイヨワの「遊びと人間」の訳は清水幾太郎と霧生和夫の名前があります。清水幾太郎さんは、ドイツ語やフランス語が堪能な社会学者で在ったと聞きます。きっと、そんなこともあって、生まれた国の発音をきちんとカタカナに訳したかったか、カイヨワは仏蘭西人で「遊びと人間」を著しているから原文に近い読み方にしたかったのだろうな、なんて字面を追いかけながら思うのではありました。 それにしても、こんなややこしい本、本当に読んでいたのだろうかと、改め思うのですが、きっと積ん読だけで、ちゃんと読んでいなかったんですね。ちゃんと読める頭が在ればもう少しましな生き方していると…あれ、またいつのまにか反省する自分なのではありました。去年の訃報ネタも、結局、反省と後悔の文章だったしなぁ(笑)
秋葉@ゑこう
by akiba-echo
| 2010-01-30 01:48
| 独り言
|
Comments(2)
このお蔭で ”ホモ ○○”というのが流行ったような記憶があります。
一番印象的だったのは ホモ・ムーヴェンス ww
中世の秋 はるか昔に (-_-;)
一番印象的だったのは ホモ・ムーヴェンス ww
中世の秋 はるか昔に (-_-;)
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雨漏り様、ホモ・モーベンスなら、黒川紀章さんを思い出しますね。
中世の秋まで当方は、たどり着きませんでした。カイヨワやチクセントミハイ、井上俊など、遊びや余暇に関する本を続けて読んでいたことがあります。懐かしいですね。
中世の秋まで当方は、たどり着きませんでした。カイヨワやチクセントミハイ、井上俊など、遊びや余暇に関する本を続けて読んでいたことがあります。懐かしいですね。

