2008年 08月 31日
四君子~蘭の文鎮 |
週末京都日帰りの続きです。新幹線の車窓をぼんやりと眺めながら、京都へ着いたら、気分の切替に、なにか買おうと考えていたのです。画廊で絵を眺めて、出品者と立ち話をし、少しの時間を過ごした後、また画廊を出て、散歩がてら、寺町通り界隈をフラフラと。画廊をいくつか、鳩居堂、名も知らぬ文房具を扱う店、民族楽器屋、順繰りと出入りです。少し歩いて、寺町通りから少し折れたところに、また文房具屋さんを見つけたので入店してみました。嵩山堂はし本というこのお店、ちょっと入りにくい感じですが、和紙製品とその奥に書道用品がセレクトして置いてあり、店内は広くもなく狭くもなくよい雰囲気です。
中央のショーケースに、表面を熱処理してできた酸化皮膜(※1)が、暗闇の虹のように、うすく暗くグラデーションする真鍮の文鎮がいくつか置いてありました。それぞれ、おそらく蝋型(※2)で銀を鋳込んだレリーフ状の植物文様を埋め込んであります。
後で見た箱書きに、「四君子文鎮」とありましたから、「梅」「蘭」「竹」「菊」が揃っていたのだと思います。購入した模様は「蘭」でしょうね。熱処理した真鍮の色合いがなんとも言えず、心を惹き付け、買えない値段でもなかったので、余り迷わず、購入してしまいました。このところ引きずっていた気分を封印する重しになるかもしれません。手にするとずっしり重い感触が、持つたびに、引きずっていたことを思い出すのかもしれませんが、この文鎮を使うのは時々のことです。ちょうど良いでしょう。
いつになるか分かりませんが、まじめに写経をするときにでも使おうと思っています。その時にはたぶん、なにもかにも懐かしい思い出でしょうね。
追伸>同じ意匠の水滴も後日手に入れました→「四君子水滴」
秋葉@ゑこう
※1 初投稿時「鋼にケースハードンという熱処理をしたときの表面と同じ雰囲気」としていましたがあまり一般的でないのと、カタカナは雰囲気でないので変えました。「ケースハードン」なんて一部方面のマニアの方しか使わないですね(笑) たぶん、酸化皮膜形成後に、漆を焼き付けてありそうな感じです。作者に会ってみたいなぁ…
※2こちらも初投稿時「ロストワックス」としていましたが上記と同じ理由で後日変更しています。
あまり推敲せずにアップしているので、後日推敲方々読み直しては文章をいじっています。あしからず…
by akiba-echo
| 2008-08-31 15:48
| 旅の話し
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